しらべものをしよう
しらべ学習のしゅくだいが出たときや、何か知りたいことがあるときは、としょかんにぜひ来てください。
としょかんにはたくさんの本があり、さまざまなことを知ることができます。
本をさがす中で、すてきな本に出会えるたのしみもあります。
ここでは、としょかんでしらべものをするときに、知っておくとべんりなまめちしきをみなさんにしょうかいします。
本のならび方
としょかんの本は、さがしやすいように、書かれているテーマごとに分けてならべられています。
本のせびょうしを見てみましょう。
下の方に、こんなラベルがはってりますね。

この数字は、本のないようをあらわしています。
1 緑いろのラベル
00~09 | ひゃっかじてん・ずかん |
10~19 | てつがく・しゅうきょう |
20~29 | れきし・ちり・でんき |
30~39 | しゃかい |
40~49 | りか・さんすう・からだ |
50~59 | こうぎょう・こうさく・かてい |
60~69 | さんぎょう・こうつう・ほうそう |
70~79 | げいじゅつ・スポーツ・しゅみ |
80~89 | ことば・さくぶん |
2 赤いろのラベル
900~ | ぶんがく |
3 えほん(えほんにはラベルはありません)
E | えほん |
としょかんの本は、このラベルに書かれた数字のじゅんにならんでいます。
数字のうしろにある文字は「さくしゃ名」か「しゅっぱんしゃ名」です。
本は、上のたなから下のたなに、おなじたなの中では左から右にならんでいます。

このラベルを見れば、その本がもともとあったばしょが分かるようになっています。
ラベルに書かれている数字と文字は、本のばしょをしめす「住所」のようなやくわりをはたしているのです。
(ちなみに、この数字と文字のことを「せいきゅうきごう(請求記号)」といいます。)
えほんは、しゅっぱんしゃ(その本をつくったかいしゃ)べつにならんでおり、ラベルはありません。
本のさがし方
かんないけんさくき(OPAC)で本をさがすと、その本のラベルに書かれた数字を知ることができます。
かんないけんさくき(OPAC)のレシートでは、「せいきゅうきごう(請求記号)」というらんに書いてあります。

たとえばこれだと、この本には「48ヤ」というラベルがはられていて、48のたなにあるということがわかります。
としょかんのたなには、あんない板があって、本のテーマと、ラベルの数字がひょうじされています。
また、「かんないあんない図」という、としょかんの地図もあります。
あんない板や「かんないあんない図」を見て、「48」という数字のラベルがはられた本があるたなをさがしましょう。
しらべ学習のコツ
まず、しらべるテーマを決めましょう。
たとえば、「お米」についてしらべるなら・・・
・お米の育ち方についてしらべよう!
・日本でお米を多くつくっている県はどこかしらべよう! など
どういうテーマでしらべるか決まったら
1 としょかんの本だなを見に行きましょう
としょかんの本は、テーマごとにぶんるいされてならんでいます。
(れきし、ちり、こんちゅう、など)
「本のさがし方」でもしょうかいしたように、としょかんのたなには、あんない板があって、本のテーマと、
ラベルの数字がひょうじされています。また、「かんないあんない図」という、としょかんの地図もあります。
じぶんの調べたいこととかんけいありそうなテーマの本だなを、さがしてみましょう。
たとえば、お米なら「のうぎょう」や「しょくぶつ」、お米をつくっている場所について調べるなら「ちり」
などがかんがえられます。もし、いい本が見つかったら、その本とラベルの数字がおなじ本は、おなじないようの
本なので、まわりにある本も見てみましょう。
2 ひゃっかじてんを使えるようになりましょう
・「ポプラディア」のようなひゃっかじてんは、しらべものをするときにはとてもべんりです。
ひゃっかじてんには、事がらのくわしいせつめいがのっています。わからないことや、くわしく知りたいこと、
どういうふうにしらべたらいいのかわからないことがあるとき、ひゃっかじてんをつかうと、たくさんのことを
知ることができます。
ひゃっかじてんをつかうときは、まずは「さくいん」を見てみましょう。
さくいんを見ると、しらべたいことばのせつめいが、ひゃっかじてんのどのページに書いてあるかがわかります。
・そのほかに、しらべるときにべんりな本としては、「ずかん(図鑑)」や「じてん(事典)」、「ねんかん(年鑑)」
といったものがあります。
3 かんないけんさくき(OPAC)をじょうずにつかいましょう
かんないけんさくき(OPAC)をつかえば、としょかんにある本をキーワードでさがすことができます。
テーマにかんけいする、いろいろなことばを、キーワードとしていれて、さがしてみましょう。
たとえば、お米について調べるなら、「おこめ」「こめ」「こくもつ」「いね」など・・・。
いろいろなかくどからかんがえてみることがたいせつです。
4 としょかんの人にきいてね
うまくさがせなかったり、わからないことや、こまったことがあったら、としょかんの人にいつでもきいてね。
としょかんの人がやさしくおしえてくれるよ。

